紙のアナログ本と電子書籍を一覧で本棚として見たい
一度読んだ本も積ん読本も眠ってしまっている現状
大掃除をして、不要になった本をPDFにしたり、BOOKOFFに売ったりして断捨離をしました。そのときに思ったことが「こんな本もあったっけ?」という眠ってしまっている本の多いこと!一度読んだけどまだ見直そうと思ったのに、積ん読も買ったときは読みたくて買ったのに!
そんな管理不行き届きを自覚しまして・・スマホで常にチラチラと目につくところに、本棚を置きたいなと思うようになりました。そして、一括管理してスマホのウィジェットに表示できるようなアプリを探したのですが・・これが以外と探すのに手間取りました。現在リリースされているアプリを比較したので、その結果を載せます。
結果からいうと、現時点で「完璧」といえる本棚アプリはありませんでした。
なので、ここにかけるのは、いまの時点でベターな本棚アプリです。1つのアプリで完璧な物はなかったので、バラバラと使い分けることになりました。(かなりの数のスマホアプリをダウンロードして、試しました・・
完璧アプリは・・自分でアプリ開発をするしかないのでしょうね。kindleや楽天ブックなどの収益部分がもろ被りしている部分で、それらの本をぜんぶまとめて一覧表示するアプリというのは・・公式アプリでは絶対開発しないでしょうし。
本棚アプリの比較(Android)
比較した本棚アプリの一覧
- Amazon Kindle
- Readee(楽天ブック)
- Google Play ブックス
- Google ドライブ
- Drop Box
- SideBooks
- Audible
- audiobook.jp
- smart bookshelf
- Perfect Viewer
- 蔵書マネージャー
- Goodreads(本の検索結果が中国語で使い物にならない)
私が本棚アプリにもとめる条件
- 本のバーコードで登録できる
- PDFで自炊した電子書籍を読める
- 買っていない本も登録できる
- バックアップ機能がある(会員登録・csv出力)
- アプリ制作者が大手(安心感)
- フォルダ分けできる
- 作者・本のタイトルで検索・ソート(並び替え)できる
- マーカーを引ける(ハイライト)
- 右とじ・左とじを選択できる
- しおりが使える
- 本について一言メモを残せる
- PDFでも直接書き込める
- 背表紙で一覧表示ができる
- ウィジェット機能がある
- 本棚とそれぞれの電子書籍がデータ連携している
私の本棚の理想形は、紙の本とPDFと電子書籍を一括管理できる状態です。3つそれぞれにメリットがあって、本の読み方をどれか1つの方法に決めてしまうことはたぶん一生できないと思います。
ウィジェット機能があると、スマホ画面に本棚を常駐させられます。積読(つんどく)が常に目に付く所にあると、「あ、読まなきゃ」と気付けて嬉しい。また、本棚とそれぞれの電子書籍がデータ連携している、という条件ですが・・・本をクリックしたら、PDFやkindleを立ち上げて、電子書籍を自動で開ける。ような一括管理アプリがあったら最強だなと思いまして。データ連携・本の背表紙で管理は、実現できるアプリナシ。(2020年現在)今後に期待です!
ウィジェットは以下のように、スマホのホーム画面に表示されます↓

結論
スマホアプリの利用方法別に、3つのアプリを使うことにしました。
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本棚アプリ(持っている本の一括管理用):楽天の「Readee」
PDFの閲覧:googleドライブ
PDFにマーカーを引く:sidebooks
本の写真を撮ってPDF化・マーカーを引く:CamScanner(+InNote)
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本棚アプリ:楽天の「Readee」
本棚の一括管理は、楽天の「Readee」のというスマホアプリにしました。「本を読む」という機能が無いのですが、本棚の管理アプリとしては現時点で最強ですね。
kindleは買っていない本の管理はできなさそうなので、ナシです・・ほしい物リストで一応、本についてのコメントも追加出来るのですが、本棚アプリとしてamazonを使うのは無理がありました。
楽天「Readee」で出来ること・出来ないこと
◎ 本のバーコードで登録できる
× PDFで自炊した電子書籍を読める
◎ 買っていない本も登録できる
◎ バックアップ機能がある(会員登録・csv出力)
◎ アプリ制作者が大手(安心感)
◎ フォルダ分けできる
◎ 作者・本のタイトルで検索・ソート(並び替え)できる
× マーカーを引ける(ハイライト)
× 右とじ・左とじを選択できる
× しおりが使える
◎ 本について一言メモを残せる
× PDFでも直接書き込める
× 背表紙で一覧表示ができる
× ウィジェット機能がある
× 本棚とそれぞれの電子書籍がデータ連携している
PDFの閲覧:googleドライブ
PDFは、基本的にGoogleドライブで保存しておくので、ただ閲覧するだけならそのまま Googleドライブで読みます。PCでもスマホでもアクセスできますし。
PDFにマーカーを引く:sidebooks
下に記載する「CamScanner(+InNote)」でもマーカーは引けるのですが、sidebooksに劣る点が2つあります。
sidebooksよりCamScannerの方がダメな点
- まっすぐ引けない
- 2アクション多い(マーカー機能を使うのに手間が多い)
- 無料
本の写真をPDF化・マーカー:CamScanner(+InNote)
本を1冊ではなく数ページだけ保存しておきたいときに、このアプリを使います。図書館や友人に借りた本達ですね。CamScannerは、InNoteというアプリを追加すれば、マーカーは引けます。しかし、マーカーを引くたびにこのアプリを呼び出すので、操作性があまりよくありません。普通ワンアクションでできるところに、追加で2アクションほど増えます。これが何度もやっていると地味にストレスなのです。
また、有料アプリのお試し版なので、容量は少なく、色々機能に制限があります。本当はマーカーを引いた状態の本をPDFで保存することもできるのですが、月額1000円の有料アプリは高くて手が出ません。(無料のCamScannerでPDF保存をすると、全てのページにでかでかとロゴを入れられてしまいます。それがストレスで・・pro版しか選択肢になりません。)
その他使わなかったスマホアプリ
Amazon Kindle:買っていない本を登録出来ない。
Google Play ブックス:買っていない本を登録出来ない。
Drop Box:買っていない本を登録出来ない。(そもそも本棚アプリでは無い)
Audible:買っていない本を登録出来ない。(そもそも本棚アプリでは無い)
audiobook.jp:買っていない本を登録出来ない。
smart bookshelf:本のバーコードで登録できない。
Perfect Viewer:買っていない本を登録出来ない。
蔵書マネージャー:バックアッップが手動(会員登録が無い)
Goodreads:本の検索結果が中国語で、日本語では使い物にならない。
今回使わなかったアプリの感想
正直、どのスマホアプリも一長一短で、それぞれの良さがありました。
Kindleは本棚管理アプリとしては色々ダメなのですが、kindle paper whiteは目に優しいので、その内使おうと思います。また、楽天のkoboも候補の一つですが、まだマイナーかなというイメージで劣勢です。スマホアプリの出来も自炊PDFの読みやすさも、実はAmazonのkindleに勝っているかもしれません・・もう少し調べてみます。
perfect viewerとGoogle Play ブックス・Audibleはウィジェット機能ありです。蔵書マネージャーは、一番オシイ感じで、良い機能がモリモリでした。
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